10/11ハーブ茶を点て楽しむ茶会~本格茶室より庭園を拝見しながら~

千利休のふるさと大阪府・堺市に風雅な数寄屋作りの茶室、国の登録有形文化財の茶室「伸庵」があります。今回は大阪APUでこの「伸庵」を借り切りました!

[お茶会内容]

JAMHAシニアハーバルセラピスト、ハーバルプラクティショナーの坂下典子先生をお招きしてハーブを点てて楽しんでいただく趣向を考えました。場所は本格的ですがカジュアルなお茶会ですので普段着でお気軽にお越しください。お抹茶とハーブ茶の違いや赴きをお茶菓子とともに楽しんで頂きます。そして茶会で楽しんだハーブたちも紹介していただきます。

10月は「伸庵」の庭も華やぐころ。

目(茶室とお庭)で、耳(ハーブのお話しと秋虫の声)で、舌(お茶菓子)で日本の秋の情緒を味わいましょう。

[イベント概要]

日時:2022年10月10日(月祝)10時00分~12時00分

※会場受付が10:00~となります。申し訳ありませんが、10時以前にお越しいただいても入室できません。

大阪APU会員参加費:2,800円

非会員参加費:

・今回大阪APU会員になる方:会員参加費2,800円+今回から2023年3月末までの年会費4,000円=6,800円(今後期間内は会員価格)

・非会員のまま参加:3,800円

※大阪APU会員とは・・・ こちらをご覧ください。

集合場所:茶室「伸庵」(大仙公園内)堺区百舌鳥夕雲町2丁(大仙公園内)

※「伸庵」は阪和線百舌鳥駅から徒歩約7分。人気の古墳カフェや仁徳天皇陵古墳の拝所も駅から茶室までの道すがらに遥拝できます。

※車の方は大仙公園第三駐車場が便利です。

※詳しくはこちらもご覧ください⇒(公社)堺観光コンベンション協会公式サイト

持ち物:茶碗(抹茶茶碗でなくても大丈夫。みそ汁のお椀でOKです)

    布巾(自宅にあるものでOK、茶碗を拭きます)

    靴下(座敷に上がります。)

    マスク必須です。

    

【坂下先生よりコメント】

今回ご用意する野草は「蓬(ヨモギ)」と「桑(クワ)」です。

この2種類の野草と抹茶をブレンドして、お茶を点ててみましょう。

ご自身のお茶はご自身でお点て頂きます。

基本的な点て方をお伝えしますので、お茶会が初めての方でも安心してご参加ください。

「ヨモギ」は、全国各地の野原や河川の土手などに自生しています。独特の香りがあり、皆さんもよくご存じの草餅の材料となります。お灸のもぐさにもなる植物です。

漢方では、「艾葉(ガイヨウ)」といい、止血、抗菌、抗炎症などの作用として用いられます。

古くから食用だけでなく、飲む、葉を湯船に入れるなど、人々の生活の中で使われてきました。

「クワ」は、かつて日本の養蚕業が盛んだった時代、カイコが食する唯一の葉として大切なものでした。

漢方では「桑白皮(ソウハクヒ)」といい、消炎・利尿・鎮咳作用、気管支炎や喘咳などに用いられます。

現在ではさまざまな研究によって、食後の血糖値上昇抑制効果があることがわかり、生活習慣病を予防するお茶として注目されています。またクワには美白成分が含まれており、美容分野でも注目されています。

 当日は皆様と一緒に楽しい時間を過ごしたいと思っています。

どうぞ平服でお気軽にご参加下さい。

【当日のスケジュール(予定)】

10:00 受付(お名前を確認いたします。携帯などでの参加証のご提示は不要です)

10:10 スタート

◆野草のご紹介と試飲

 ① ヨモギについて 試飲

 ② クワについて  試飲

 お茶菓子を頂きとお抹茶の試飲

◆伸庵内の見学

◆片付け

12:00 終了予定

※当日は衛生管理を徹底し、広いお茶室から庭を開放しながら少人数で行います。

お時間ある方はお帰りに造園家中根金作による日本庭園(伸庵より徒歩5分くらい)や古墳カフェにも是非お立ち寄りください。もっとお時間ある方は「堺伝匠館」(公園から徒歩とバスで20~30分ほど)にて堺の刃物ミュージアムや沢山の種類のお線香を楽しんで頂けます。

《申し込み締め切り》

2022年10月8日(土)23:00 ※コンビニ払いの場合は前日までです


詳細ならびにお申込みはこちらをご覧ください。

大阪APU~アロマセラピー・プラクティショナーズ・ユニオン

アロマテラピー、ハーブ、漢方など代替療法 ・化学・健康学など 好奇心が赴くままに 共に学び合う 会員主体の団体である東京APUの姉妹団体。関西を中心に活動しています。